イタリア家具に限らずだと思いますが、輸入家具を検索する場合、
目的の商品を他の販売店で探すことは大変難しいです。
その最大の理由は、
同じ商品でも販売店によって商品コードが異なる
ということです。
例えば、ある販売店で見つけた商品の価格を他の販売店で調べてみようと思っても、商品コードが一致する商品はほとんど見つかりません。
イタリアのメーカーで使っている型番で表示することが少ないのです。
したがって、ほとんどの場合は画像で比較・検索するしかありません。
有名な SILIK (シリック社) の商品は、オリジナルの商品コードの下3~4桁を下記の様に商品コードに使っている例もありますが、画像も良く見ないと同じものかどうか判断しづらい場合もあります。
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こちらは、
商品コードも異なり、画像の感じもちょっと異なる
場合です。
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同一商品を他の販売店で検索するのはかなり難しくなります。
さらに検索を困難にしているのは、店舗により、また店舗内部でも商品によっては
「メーカー名」 と 「シリーズ名」 を明示していない場合が多い
からです。
そのため、象嵌ダイニングテーブルなどは真剣になって画像を比較しないと、同じ商品か、異なる商品か判断しづらい場合が多いです。
寸法で確認する方法も有効ですが、
寸法も販売店によって異なる場合があります。
もともとは、メーカーのカタログ表示寸法どおりに表示していたものを、お客様からの詳細寸法問い合わせに対し、現品を再計測した結果、寸法表示を修正した場合などが考えられます。
寸法の1~2cmくらいの誤差はイタリア家具では当たり前!!おおらかなイタリアの国民性が細かいことは気にしないからです。
イタリア家具を購入する場合もあまり気にしない方が良いです。
他の販売店の商品を探す場合は、最初の販売店でメーカー、シリーズ、それともしわかったら、メーカーのオリジナル型番を聞いて、他の販売店に問い合わせるのが良さそうです。